
ブリットポップという音楽史に残る1大ムーブメントを成立させ、勝手に自分たちで終わらせてしまった個性的すぎる奇才4人の集まり、ブラー(Blur)。
衝撃的なルックスの良さでアイドルを超えるほどの人気を誇り、しかし実態は躁鬱患者のようなバンド。
ポップムーブメントに飽きていわゆるオルタナ風に変化しさらなる才能が開花、そのあとバンドとしては活動休止状態へ。
フロントマンであるデーモン・アルバーンの才能は留まること知らず、「ゴリラズ」として超人気アニメバンドになってみたり、中国でオペラを書きだしたときには驚異の振り幅に誰もが唖然となりました。
いったんは活動休止となったブラーですが、今でもバンドはたびたび活動を続けてくれています。
ロンドン訛りで舌足らずに歌う特徴的なボーカルが魅力の彼らのオススメ曲を紹介していきますよ!
すぐにブラー(Blur)にハマれる超定番曲を厳選したので、ぜひ最後までご覧ください!
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング
絶対に外せないブラー(Blur)の人気の10曲をランキング形式で紹介します!
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ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング10位 Globe Alone
’90年代前半のブラー(Blur)はポップの概念に囚われるあまり、テンションが天井を突き抜けてしまったように病んでいるのです。
そんなある意味憔悴しきっていた時期のブラー(Blur)がどんな事態だったか知りたい方はとりあえずこれを聴いてみましょう!
飛ばしすぎて疲弊しているのにテンションだけが先走っていく狂気を分かっていただけますよ。
収録されているアルバム「The Great Escape」はどの曲もこんなテンションですがこの「Globe Alone」が1番病的です。
物質主義に追われる主人公を描写するバンド自身もまた、何かに追われているのです。
そんな曲調が好みの方にとっては最もオススメのアルバムですよ!
もちろん素敵なバラード曲(「Best Days」)もラインナップされています。
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング9位 End Of A Century
20世紀の終わりを過ごす恋人たちをあたたかく描いたミドルテンポの明るく切ないバラード。
世紀をまたいだ世代の方はドンピシャでノスタルジーに襲われます。
なんと英語の歌詞が分からない状態で聴いても哀愁を感じさせることに成功しているほどの素晴らしい完成度なのです。
そしてもちろんとても良い歌詞なのですが、「誰もが流行りの似たような服を着るのは、みんなが同じ気持ちだからだよ」、「30歳が近づいて、心はもっとけがれていく」、「今世紀の終わりにも、何も特別なことなんてないんだ」などなど挙げたらきりのない名リリックが満載です!
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング8位 There’s No Other Way
ブラー(Blur)のデビュー直後の2ndシングル曲なのですが、軽薄すぎる曲調ですでにのちの芸風確立の気配を感じさせています。
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング7位 Country House
「Country House」では、代表曲「Parklife」とは対照的に、田舎の豪邸での隠居暮らしを文学的に揶揄しています。
聴いてみると、明るい曲調にもかかわらず神経にチクチク触れてくる感じが分かっていただけるはずですよ。
「シンプルな暮らし!」「田舎の魅力!」と歌うだけでどうしてこんなに神経を逆なでできるのか、才能が凄いです。
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング6位 The Universal
曲自体がまず壮大で大変すばらしいのですが、この「The Universal」、ミュージックビデオがめちゃめちゃクオリティの高い『時計仕掛けのオレンジ』のオマージュなんです。
デーモンが主人公のアレックス役に扮し、メンバーは「時計仕掛け」のコスプレのような衣装を着て、あの「ミルク・バー」にいますよ。
名曲×名作映画という、奇跡の融合をぜひお楽しみください!
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング5位 Charmless Man
「Charmless Man」の歌詞は、気取った男を延々と皮肉り続けるというブラーの十八番かつ、発想が良すぎるもの。
噂によると人気グループ『ORANGE RANGE』が曲中で「Na Na」というフレーズを使うのは、ブラーファンである彼らがこの曲等からオマージュしているからだそう。
『ORANGE RANGE』と、過剰にテンションをあげようとしていたころのブラーとは、実は通づるものがあるのです。
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング4位 Parklife
ブラー(Blur)の出世作であり、彼らの人気を確立させた、本国イギリスでは誰もが知ってる名曲!
俳優フィル・ダニエルズの語りのパートと、サビの非常に著名な「パークライフ」のパートからなる独特の曲で、意味のない都市での毎日を、散々な言い方で説明しています。
サビののどかなコーラスは、ロックバンドという印象から全くもってかけ離れた出来。
そして中毒性の高いベースラインが特徴です。
わざとらしいふざけた態度、一部の人をイラつかせるような斜に構えた態度が、当時のブラーのイメージを決定づけました。
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング3位 Girls And Boys
ブラー(Blur)の定番中の定番の超有名曲です!
バカンスではしゃぐ男女を観察し、その軽薄なテンションのまま超1級の楽曲に仕上げています。
この曲も天才的なベースラインなので必聴ですよ!
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング2位 Beetlebum
バンドが、アイドル的な人気を超越し、さらに評価を高めた要因ともなった1番のベストトラックといえば「Beetlebum」。
一生のうちで、こんな名曲を書ける人が、どれだけいるでしょうか。
ここからブラー(Blur)は天才オルタナティブバンド、といった雰囲気に切り替わります。
「Beetlebum」は5thアルバム「Blur」に収録されているのですが、4thアルバム「The Great Escape」から5thアルバムへの気分の落差が本当に凄すぎるのでぜひ注目していだだきたいです。
ブラー(Blur)は本当にどの曲もミュージックビデオがおすすめですが、この「 Beetlebum」のミュージックビデオも必見ですよ!
「僕の衝動性もすべてどこかへ消え去ってしまう・・・」という名リリックも素晴らしいです。
とは言っても初期の、ブリットポップを書いていた時代から、一貫してデーモン・アルバーンの詩のセンスはすでに卓越しているのですが。
ブラー(Blur)のオススメ曲ランキング1位 Song 2
ブラー(Blur)の1番の人気曲です!
タイアップで使用されることも多いです。
映画『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)でも使用されました!
非の打ちどころのない重たいベースラインの、2分2秒しかない、ブラー(Blur)らしからぬハードな名曲です!
まとめ
以上がブラー(Blur)の人気曲ランキングTOP10!オススメ曲を厳選!でした。
まとめると
10位 Globe Alone
9位 End Of A Century
8位 There’s No Other Way
7位 Country House
6位 The Universal
5位 Charmless Man
4位 Parklife
3位 Girls And Boys
2位 Beetlebum
1位 Song 2
さて、いかがでしたか?
気になるブラー(Blur)の曲はありましたか?
アップテンポで聴きやすい曲メインで厳選したので、ぜひ聴いてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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