
ロックやブルースでしばしば耳にするボトルネック奏法(通称 スライド奏法)。
専用のスライドバーを指にはめ、フレット上で滑らせる事により、うねりのあるフィーリングが醸し出せます。
スライドバーの種類は多種多用で、円形型から円柱のものまで、演奏するジャンルや楽曲に応じてバラエティー豊富に揃っています。
素材は、軽量で扱いやすく、マイルドな音が出せるガラス性や、スムーズな動きで、ブライトな音が演出できる金属性。
ガラス性よりも更に軽量で、丸みのある音が特徴の陶器製などがあります。
また、専用のスライドバー以外にも、ウィスキーのビンの切り口や、コーム、ナイフ、ライターまで、身近な物を使っても演奏可能!
シブくてかっこいいスライド奏法!そんなスライドギターの名曲を集めてみました!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲ランキングTOP10!
以下10曲でおくる素晴らしきスライドギターの名演をお楽しみください。
ギターのタッピングの練習に適した曲をご紹介します! ギターの奏法の一つであるタッピングは「ライトハンド奏法」とも呼ばれ、習得したいギタリストも多いのではないでしょうか? 数あるテクニックの中でもタッピングは特に難しいので …
簡単そうに聴こえて実は難しかったりするカッティング。 ミュート、ブラッシング、スピード、アタック感、ニュアンスの出し方は様々で面白味がある奏法です。 ギターのカッティングに特徴のある曲に焦点を当ててそれぞれのギタリストの …
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲10位 IRON BRIDGE/IRON BRIDGE(アイアンブリッジ)
パワーポップバンド、アイアンブリッジの1973年の唯一作です。
キャッチーなメロディーが魅力の珠玉のポップ・ロック・チューンです。
スライドの名手であるジョージハリスンを彷彿させる明るく爽やかな楽曲が心地よいサウンドです!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲9位 FREE BIRD/レーナード スキナード
ロックファンなら誰もが知るであろうロック・バラードの名ソング「フリーバード」。
美しい音色のピアノから幕を開け、アップテンポな後半へと続く10分近い演奏が魅力的。
アコースティックギターを下地に、舞い踊る官能的なボトルネック奏法が素晴らしい一曲です!
そしてなんと言っても、後半のエネルギッシュなギターバトルも聴き所!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲8位 bad bad boy/Nazareth(ナザレス)
イギリスの中堅ハードロックバンド、ナザレスが1973年にリリースした楽曲です。
ハードで鋭いギターの音色、絶叫するヴォーカル、大音量で演奏されるロックンロールサウンドが持ち味の一曲。
ド頭からひたすら流れる南部ロック風のスライドギターが圧巻のキラーロック チューンです!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲7位 SOUL Francisco/Light Of Darkness(ライト オブ ザ ダークネス)
ライト オブ ザ ダークネスは、70年代前半に一作品のみ残したマニアックなハードロックバンド。
キャプテンビーフハートのような毒気たっぷりのサウンドに、70年代ハードロックのヘヴィーさを加えたルーズな音楽がかっこいいバンドです。
ブルース的なけだるいギターリフが延々と炸裂するロックナンバーがおすすめです!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲6位 Jim Dandy/Black Oak Arkansas(ブラック オーク アーカンソー)
ブラック オーク アーカンソーは70年代に活動したサザンロックバンド。
サザンロックというと、オールマンブラザーズやレーナードスキナードのようないかにも泥臭く無骨な南部ロックのイメージが思い浮かぶが、ブラックオークアーカンソーは、ブギーのテイストが強いキャッチーな音楽性を持つバンドです。
彼らのヒット曲はなんと言っても、女性コーラスを取り入れるなど、徹底的に演出にこだわった「Jim Dandy」。
サザンロックらしく、三本のギターで奏でるトリプルギターは、とても表現力豊かで、タフなサウンド。
出だしから鳴り響くスライドがイキで、かっこいいロックンロールです!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲5位 ALWAYS BE WITH YOU/neil merryweather(ニール メリーウェザー)
カナディアン・ブルース・ロック界の大御所であるニール・メリーウェザー。
そんな彼の1975年リリースのソロ作品「Kryptonite」は、スぺーシーなグラムロックチックな作風です。
もともとは本格派ブルース職人である彼が手がける作品なだけあって、時折垣間見れるエネルギッシュで豪快なブルースギターが最高にしびれる名作です!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲4位 Nice boy/Rose Tattoo(ローズ タトゥー)
オーストラリア産のハードロックバンド、ローズタトゥーによるキラーチューン。
「行儀の良い奴らには、ロックンロールはできやしない!」と歌う最強のアンチソーシャルソング。
ワルの香りがプンプンするタイトなロックンロールに乗せて、ひたすら鳴り響くボトルネックの音が最高に痛快です!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲3位 good time man/hydra(ハイドラ)
1974年にデビューしたサザンロックバンド「ハイドラ」。
力強いヴォーカル、唸るツイン・ギターで奏でる豪快なロックンロールを聴かせたことで個性が光るバンドです。
この「good time man」は、r&bやソウルミュージックを軸にした南部ロックサウンド。
ツインリードを押し出した土臭いスライドギターが炸裂しています!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲2位 Sweet Home Chicago/FOGHAT(フォガット)
フォガットは、70年代に活躍したハードブギーバンド。
ステータスクオー、ZZTOPと共に、三大ハードブギーバンドと称されています。
60年代に、生粋のブルースバンドとして名を馳せたサボイ ブラウンの後身バンドだったこともあり、ブルース・フィーリングも抜群です!
スライドやチョーキング、ブギウギといったバラエティー豊かなブルースのテクニックが満載です!
このSWEET HOME CHICAGOは、古典的なブルースソングのカバーですが、フォガットらしいドライブ感抜群のブギーロックンロールチューンにアレンジ。
12小節の典型的なコード進行だが、よりダイナミックな曲に仕上げ、イントロからガンガン、ボトルネックが炸裂していています!
この曲を完コピできれば、人前でも惜しげなくかっこいいブルースギターが披露できること間違いなしのナンバーです!
ギターのボトルネック演奏が学べる洋楽曲1位 little QUEENIE/buffalo(バッファロー)
チャックベリーのカバー曲「little quieenie」では、終始ファズの効いた凶暴なギターサウンドが爆発します!
ルーズなスライドギターが相まって、最高にクールな一曲です!
ロック ギタリストにとって、チャック ベリーのギター スタイルは、永遠の教科書ですが、未聴の方は、こちらのアレンジも要checkです!
まとめ
以上がギターのボトルネック演奏が学べるオススメの曲!ギタリストは必見!でした。
10位 IRON BRIDGE/IRON BRIDGE(アイアン ブリッジ)
9位 FREE BIRD/LYNYRD SKYNYRD(レーナード スキナード)
8位 bad bad boy/Nazareth(ナザレス)
7位 SOUL Francisco/Light Of Darkness(ライト オブ ザ ダークネス)
6位 Jim Dandy/Black Oak Arkansas(ブラック オーク アーカンソー)
5位 ALWAYS BE WITH YOU / neil merryweather(ニール メリーウェザー)
4位 Nice boy/Rose Tattoo(ローズ タトゥー)
3位 good time man/hydra(ハイドラ)
2位 Sweet Home Chicago/FOGHAT(フォガット)
1位 little QUEENIE/buffalo(バッファロー)
数あるボトルネック奏法の名演の中から、個人的にお気に入りの曲をチョイスさせていただきました。
ボトルネック奏法は味のあるギターを弾きこなすには絶対に必要なテクニック!
これからギターを弾いてみたいというあなたも、ブルースギターをマスターしたいというあなたもぜひ、絶対に聴いて損はない名曲ばかり!
ぜひ聴いてみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました。