
たまには、クラシックを聴いてみようかなと思ったとき、一番に思いつくのはピアノ曲だったりしませんか?
懐かしいような、古臭いような、どこかで聴いたことがある音、地味だと思っていたけど、意外にノリのいい感じとか、キャッチーなメロディーが出てきたりする、そんな幅広さを楽しめると思います。
普段はあまりクラシックを聴かない人向けに、ピアノの音の良さを感じてもらえそうな、ある意味正統派、ある意味独断と偏見で選んだCD10枚をご紹介します。
是非最後までチェックしてみて下さい。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD10選!
私が個人的に絶対に聴くべきだと思うクラシックピアノが聴けるCDをピックアップしました。
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クラシックピアノが聴けるオススメのCD10位 マイ・フェイバリット・ショパン/辻井伸行
今や日本にも、素晴らしいピアニストがたくさんいます。
辻井さんは自身で作曲もする多彩なピアニストですが、ショパンは彼の原点といってもよさそうです。
まるで作曲者のショパンが彼に宿って、こうやって表現したかったんだ、とでもいっているような。
ショパンの中では渋めの曲が多いですが、重たくなく、気持ちのいい音が楽しめます。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD9位 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ムソルグスキー:展覧会の絵/上原彩子
ロシアの作曲家の曲で有名どころの曲ですが、意外にも、着信音にもなるほどにキャッチーなフレーズが含まれる「展覧会の絵」が入っています。
モーツアルトやバッハなどのドイツ系の作曲家の曲を弾くアーティストのほうが断然多い中、すごく楽しそうにチャイコフスキーの曲を奏でているのが印象的です。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD8位 ショパン:夜想曲・バラード全集/ウラディーミル・アシュケナージ
ピアノ曲といえば、ショパンの曲がなじみ深いでしょう。
全集だとたくさんの曲がつまっていますが、そのぶん、有名な曲もたくさん聴けます。
例えば、夜想曲第2番Op9-2は、アイススケートの浅田真央選手が演技したときの曲です。
演奏したアシュケナージさんは定評あるピアニストで、一時、NHK交響楽団で指揮していたこともある方です。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD7位 モーツァルト:ピアノ・ソナタ選集/ダニエル・バレンボイム
モーツァルト作曲のソナタの中でもよく知られた曲ばかりが入った一枚です。
少しピアノをかじったことがある人ならおなじみの曲です。
トルコ行進曲などは、いろいろとアレンジされていて、CMでも流れていたと思います。
ぜひ、作曲された当時に近いスタイルで聴いてみてください。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD6位 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女~月の光 ピアノ作品集/アレクシス・ワイセンベルク
ドビュッシーの有名な曲で、メロディーラインがわかりやすくきれいです。
いろいろなところでアレンジされて奏でられている曲です。
それを硬派なニコリともしないピアニストが見事な彫刻を刻むように、きちんと美しく演奏します。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD5位 シューマン:子供の情景 クライスレリアーナ/マルタ・アルゲリッチ
オルゴールでも聴かれるくらい、よく知られた曲「トロイメライ」を含む、シューマンの有名な曲が入っています。
長くコンサートを続けている人気のピアニスト、アルゲリッチによる録音です。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD4位 ベートーヴェン:三大ピアノ・ソナタ集/マウリツィオ・ポリーニ
「月光」など、ベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも有名な3曲です。
映画音楽でも使われた曲も入っています。
聴いて「きれい」なだけでなく、たくさんのピアニストが演奏していますので、弾く人にとっても何か引力があるのでしょう。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD3位 バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド
こんな美しい曲があったのか?と、曲の持つパワーを感じられるアルバムです。
バッハの曲は有名なものも多いですが、特にこの曲は、古くならない永遠に美しい旋律が、そこかしこに散りばめられている感じです。
たくさんのピアニストがこの曲を演奏していますが、この曲のすごさを現代に再認識させた人は、このピアニストだといわれています。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD2位 Charge Up/清塚信也
清塚さんは俳優活動もされているけれども、それはそれは楽しそうに、そして自在にピアノを演奏されます。
その腕前は確かで、クラシックから映画音楽からゲームの音楽まで、めくるめく楽しげな音が飛び出してきます。
ガーシュウィン、久石譲、坂本龍一、清塚信也・・・。
迷ったら、ぜひこの一枚を試してみていただきたいです。
クラシックピアノが聴けるオススメのCD1位 メンデルスゾーン:無言歌集/田部京子
メンデルスゾーンの無言歌集は、きれいな曲が多く、聴きやすいです。
そして、この演奏が素晴らしく、ヨーロッパの古い教会で録音されたそうですが、そういう雰囲気が感じられる、乾いた空気が澄んでいて、のびのびと歌っているような音です。
聴き流しても、何度も聴いても飽きません。
まとめ
以上がクラシックピアノが聴けるオススメのCD10選の紹介!でした。
今回紹介したクラシックのピアノ曲おすすめCDを一覧にまとめると以下のようになります。
10位 マイ・フェイバリット・ショパン/辻井伸行
9位 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ムソルグスキー:展覧会の絵/上原彩子
8位 ショパン:夜想曲・バラード全集/ウラディーミル・アシュケナージ
7位 モーツァルト:ピアノ・ソナタ選集/ダニエル・バレンボイム
6位 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女~月の光 ピアノ作品集/アレクシス・ワイセンベルク
5位 シューマン:子供の情景 クライスレリアーナ/マルタ・アルゲリッチ
4位 ベートーヴェン:三大ピアノ・ソナタ集/マウリツィオ・ポリーニ
3位 バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド
2位 Charge Up/清塚信也
1位 メンデルスゾーン:無言歌集/田部京子
クラシック・ピアノのアルバムは、ものすごくたくさんありますし、たくさん生み出され続けています。
よく知らないと思っていたとしても、クラシック音楽のように歴史があるものは、どこかで耳にしているものでしょう。
この曲がいいなとか、このアーティストが面白いなとか、なにか興味がわいたら、調べてみるのも面白いと思いますし、関連する作品を聴いてみるのも楽しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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