ドラム カッコいい 曲

ドラムやベースといったいわゆるリズム楽器の演奏については、聴く人の体質によって、同じ演奏を聴いてもある人にとっては心地よく感じたり、またある人にとってはいまいちピンと来なかったりするものだと思ってます。

プログレッシブロックなどで聴くことが多い、手数が多くてやや突っ込み気味のリズムが好きな人もいれば、レイドバック気味のリズムが心地よく感じる人など様々ですからね。

そういう意味で、ここで挙げます10曲が必ずしも皆さんにとって心地よく聴けるドラム演奏であるとは限りませんが、できるだけ多くの人が素晴らしいと思っていただけることを願ってます。

最高にドラムがカッコいい曲ランキングTOP10 !

ドラマーさんにとって演奏テクニック向上のためのきっかけになることを願って、僕が今考えるドラム演奏がかっこいい曲、10曲をランキング形式にまとめてみました。

最高にドラムがカッコいい曲10位 Our Song / YES

YESが1983年にリリースした大ヒットアルバム「90125」に収録された「Our Song」は、ドラマーのアラン・ホワイトの小気味好いドラミングが堪能できる名曲です。

ギターリフとシンセサイザーの絡みに曲間でリズムが変わるアレンジはまさにプログレッシブロックの醍醐味ですが、コテコテの音世界ではなくかなりポップな仕上がりなので、プログレの仰々しさがちょっと苦手という方にもオススメできる1曲です。

最高にドラムがカッコいい曲9位 Let’s Go Round Again / Average White Band

ファンク/ R&Bグループ、アヴェレージ・ホワイト・バンド8枚目のアルバム「Shine」に収録された、ダンスクラシックとしても有名なこちらをピックアップ。

セッションドラマーとしてもエリック・クラプトンやスティーヴ・ウィンウッド等、大物アーティストのレコーディングに参加、ジャズからロック、R&Bまでハイレベルなテクニックでこなす世界トップクラスのドラマー、スティーヴ・フェローンのファンキーなグルーヴが楽しめます。

最高にドラムがカッコいい曲8位 Birdland / Weather Report

ジョー・ザヴィヌル、ウェイン・ショーター率いるフュージョンバンド、「ウェザー・リポート」の8枚目「Heavy Weather」(1977年)の冒頭を飾る名曲。

世界屈指のベーシスト、ジャコ・パストリアスが加入したこともあり、バンドは絶頂期を迎え、名曲揃いのこのアルバムの中でもかなりポップな本作では、ジャコのベースと寄り添うかのようなリズムを織りなすアレックス・アクーニャの存在無くしては語れないでしょう。

このアルバムリリース直後のライブではドラマーにピーター・アースキンを迎えさらにパワフルになりますが、改めてバンド史上最高セールスを記録した名盤「Heavy Weather」をきっかけに世界一のベーシスト、ジャコのパートナーを務めたドラマーたちを聴き比べするのも楽しいのではないでしょうか。

最高にドラムがカッコいい曲7位 Walls Come Tumbling Down / The Style Council

ポール・ウェラー&ミック・タルボットによるユニット、The Style Counsilが人気絶頂だった1985年にリリースした2nd「Our Favorite Shop」に収録の名曲。

どうしてもポール・ウェラーにスポットが当たりがちですが、鍵盤を演奏する自分にとってアイドルの一人にミック・タルボットが居ります。

決して派手さはありませんが、センスのいいフレーズをさりげなく織り込む彼のキーボードプレイにとても惹かれています。

そんな彼のプレイをしっかりと支えているリズム隊の一人、ドラマーのスティーヴ・ホワイトはミックのキーボードフレイズとの相性がとてもいいなあと思いながら聴いたものです。(バンドなので当然かもですが)

本曲では、ミックのハモンドの白玉に呼応するかのように細かくリズムを刻むスティーヴのドラムフレーズは絶妙のバランスを保っており、ポールの刺々しいヴォーカルと共にお聴きいただきたいポイントであります。

最高にドラムがカッコいい曲6位 Rumble / Chick Corea Elektric Band

ジャズピアニスト、チック・コリア率いるエレクトリックバンドが1986年にリリースした1st「Elektric Band」に収録されている、理屈抜きにかっこいい楽曲です。

このアルバムで初めて知ったドラマー、デイヴ・ウィックルの超絶プレイには度肝を抜かれたものです。

僕はドラマーではないので細かなテクニックは正直わからないところもありますが、今まで聞いたことのないフィルやフレーズの数々、それをいとも簡単に繰り
出すスキルの高さ、また技巧派ドラマーが現れたなあというのが最初の印象でしたね。

80年代当時、シンセサイザーサウンドと言いますと1983年に発売されたYAMAHA DX7に代表される「FM音源」が世界中を席巻、ありとあらゆる作品でその音を聴くことができました。

Elektric BandでのチックもFM音源TX816をメイン音源に据えKX5(ショルダーキーボード)でギタリストさながらに縦横無尽に弾きまくり、そこに超絶テクニシャンであるデイヴの変則的なリズムがクールに絡んでくるという素晴らしい演奏を堪能できます。

Elektric BandでのデイヴのドラムセットにはLynnドラムなどのシンセドラムがトリガーされてましたね。

今聴いてもゾクゾクします。

最高にドラムがカッコいい曲5位 Squib Cakes / Tower Of Power

アメリカベイエリアファンクの雄Tower Of Powerが1974年にリリースした名盤「Back To Oakland」に収録のファンキーなナンバー。

鍵盤奏者目線ですと、チェスター・トンプソンのオルガンプレイに耳が行きがち
ですが、それ以上にインパクトがあったのは、低音域を支えるベースのフランシス・ロッコ・プレスティアと最高のグルーヴを生み出すドラマーのデヴィッド・ガリヴァルディによるリズムコンビの演奏でした。

この「Squib Cakes」はジャムセッションを楽しんでいるかのようなリラックスした中にも最高のファンキーグルーヴが楽しめる楽曲です。

思わず体がスイングしちゃいますよ。

最高にドラムがカッコいい曲4位 Brother To Brother / Gino Vannelli

カナダ出身のSSW ジノ・ヴァネリが1978年に発表した6枚目で最高傑作と評される名盤「Brother To Brother」から表題曲をピックアップ。

7分強と長尺ナンバーですが、抜群の演奏力とアレンジ、楽曲のよさで全く退屈することなく一気に聴けてしまうでしょう。

そんなエキサイティングなナンバーのリズムを担っていたのはマーク・クレイニー。

先出のTower Of Power界隈でもプレイしていたドラマーだったかと思いますが手数が多いテクニシャン系。

エレガントでプログレ的な本曲はコンポーズ、アレンジ、演奏、歌唱が高次元で絡みあう芸術作品的風情に溢れております。ギタリストのカルロス・リオスもこのアルバムでいい仕事していました。

最高にドラムがカッコいい曲3位 Where Were You / Maxus

LAのスタジオ・ミュージシャンによって結成されたバンドの唯一作「MAXUS」のラストを飾るロックチューン。

ジェイ・グラスカ&ロビー・ブキャナンのキーボードコンビと売れっ子ギタリスト、マイケル・ランドゥの影に隠れがちですが、ドーン・ペリーのツボを押さえたドラミングは本曲のようなロックナンバーでは特に堪能できます。

LAレコーディングらしい乾いたスネアとキックの音は、TOTOあたりがお好きな人ならきっと気に入ると思いますし、鍵盤を弾きながらハイトーンヴォイスを聞かせるジェイの歌声からはどことなくSupertrampのロジャー・ホジソンをも彷彿とさせます。

セッション〜レコーディングで多忙なメンバー達ゆえ、本作のみのリリースで止まったのはとても残念でしたが、オススメアルバムに必ず挙げたくなる名盤です。

最高にドラムがカッコいい曲2位 Aja / Steely Dan

Steely Danの最高傑作と名高い1977年リリースの6枚目「Aja」からタイトル曲。

ドラムがかっこいい曲と言われたら一番初めに頭に浮かんだ楽曲がこちら。

Aメロ〜Bメロ、そしてサビまでもが、そのあとのスティーヴ・ガッドによる凄まじいドラムソロのための序奏に過ぎないのでは?と思えてしまうくらいドラム
がかっこいい。

間奏のドラムソロを経てもうひと回し歌が入ったあと再びガッドのソロでフェードアウトするという、歌ものでありながら、ここでの主役はガッドのドラムといっても過言ではない。

脂がのりきった頃のガッドのプレイ一音一音全てがレジェンダリーですね。

8分の長尺ですがあっという間に聴き終えてしまう名曲です。

最高にドラムがカッコいい曲1位 Rosanna / TOTO

Toto - Rosanna (Official Music Video)
元サイトで動画を視聴: YouTube.

TOTOの最高傑作といえばこちら1982年リリースの4枚目、タイトルも「Ⅳ」。

グラミー賞6部門を制覇した文句なしの名盤!その冒頭を飾るナンバーが「Rosanna」。

個人的には鬼籍に入って28年が経った今でも、「世界最高のドラマーは?」と聞かれたら迷うことなくTOTOのジェフ・ポーカロと断言しちゃいます。

それは「Rosanna」のイントロを聴けばきっと納得していただけるでしょう。

「ポーカロ・シャッフル」と呼ばれるジェフ独特のうねりのあるグルーヴ、それはR&B系シャッフルビートにロックのダイナミクスをミックスした感じでしょうか。

ジェフが叩き出す一音一音、シンプルなフレーズにおいても聴いた人の耳を魅了して止まない、こんなドラマーは世界広しと言えどジェフ以外にそうそう居ないでしょう。

TOTOの作品以外でも数多くのアーティストの作品でスタジオミュージシャンとしてのジェフのドラムプレイは楽しめます。

ジェフワールドを堪能するための第一歩としても、この「Rosanna」はオススメできます。

まとめ

以上がドラマー必見!最高にドラムがカッコいい曲 TOP10!でした。

まとめると・・・

10位 Our Song / YES
9位 Let’s Go Round Again / Average White Band
8位 Birdland / Weather Report
7位 Walls Come Tumbling Down / The Style Council
6位 Rumble / Chick Corea Elektric Band
5位 Squib Cakes Tower Of Power
4位 Brother To Brother / Gino Vannelli
3位 Where Were You / MAXUS
2位 Aja / Steely Dan
1位 Rosanna / TOTO

いかがだったでしょうか?

ここでご紹介させていただいた楽曲記事を読まれたことがきっかけとなって、皆
さんにとってさらに素晴らしい音楽、ドラム演奏におけるヒントが見つかれば幸いです。

バンドを生かすも殺すもドラマーさん次第です。

日々のスキルアップにおいても、偉大なドラマー達の名演奏をたくさん聴
いて、音楽を楽しみながらトレーニングしたいものですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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