
ポップスやロックなどの軽音楽において、ギターは今も昔もステージの中心でスポットを浴びる花形ポジションですよね。
そんなシーンの中心でさらに楽曲・演奏が素晴らしいとなると、観る者のハートをがっちりとつかんで離さないことでしょう。
今回はそんなギタリストを目指す方にも参考にしていただきたい有名な楽曲をお届けします。
「わざわざ改めて紹介してもらわなくても知ってるよ」ってお声も聞こえて来そうなほど有名な楽曲ばかりなのですが、今回は細かいギターテクニックなどに拘らず、気軽に音楽を聴くという本来の楽しみ方もできる不朽の名曲を楽しんでいただければ幸いです。
是非最後までチェックしてみて下さい。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲TOP10!
ギタリストさんにとっては、リード奏者としての演奏技術とボーカリストを盛り上げる伴奏者としてのスキルについても参考としていただけそうな楽曲としても聴いていただけるであろう10曲をランキング形式でご紹介します。
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ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲10位 Oh Pretty Woman / Roy Orbison
「ミスター・ヴェルヴェット・ヴォイス」ことロイ・オービソンの代表作品で、1964年にシングルリリースされ、全米、全英共に1位に輝きました。
1990年ジュリア・ロバーツ主演のアメリカ映画「プリティー・ウーマン」主題歌としても有名ですね。
僕はヴァン・ヘイレンのカヴァーで本曲を知り、ロイ・オービソンを知り、その後の1988年に結成された覆面バンド「トラヴェリング・ウィルベリーズ」での活動でものめり込んでいました。
ギターを弾きながら歌う姿がとても絵になる人ですね。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲9位 Vertigo / U2
U2が2004年に発表した11枚目のアルバム「How To Dismantle An Atomic Bomb」の冒頭を飾るナンバー。
ラリー・マレンJr.のカウントから始まる本曲は、ジ・エッジのギターリフがとてもかっこいい、どこかレッド・ツェッペリンを彷彿とさせるロックンロールナンバーです。
U2が原点に立ち返り、シンプルなロックンロールアルバムを作ろうと曲作りを始めた初期に出来上がった作品とのことで、U2入門編としてもオススメの1曲です。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲8位 Whole Lotta Love / Led Zeppelin
1969年リリースのアルバム「Led Zeppelin Ⅱ」冒頭曲。
いうまでもなくイントロからのジミー・ペイジによるギターリフのかっこよさがこの曲の全てですね。
あえてギターソロなどを盛り込まず、ボーカルを前面に押し出すアレンジも秀逸です。
それに応えるロバート・プラントによるシャウトもかっこいいです。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲7位 Panama / VAN HALEN
ヴァン・ヘイレンが1984年にリリースした6枚目のアルバム「1984」に収録の痛快アメリカンハードロックナンバー。
デイヴィッド・リー・ロスのワイルドなヴォーカルがいつにも増して本曲では躍動していますし、
しっかりとギターソロではエディのライトハンドも堪能できます。
理屈抜きに最後までノリノリで楽しめます。
ヴァン・ヘイレンの楽曲はギターを勉強する人にとっては教則的な奏法がふんだんに盛り込まれていますので必聴バンドですね。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲6位 Any Way You Want It / JOURNEY
ジャーニーのアルバム「Departure」に収録。
シングルとしてもリリースされました。冒頭のスティーヴ・ペリーのハイトーンを中心としたア・カペラ部分でやられてしまいます。
ニール・ショーンのエッジの効いたリズムも心地いいですし、リードソロもドライブ感満載で一気に駆け抜ける感じですね。
スティーヴ・スミスとロス・ヴァロリーのリズム隊もかっこいいです。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲5位 Smokin’ / BOSTON
BOSTONが1976年にリリースしたデビューアルバム「BOSTON」に収録の小気味好いブギーなナンバー。
ハモンドとチャーチ風オルガンが効果的に盛り込まれています。
ブラッド・デルプのウルトラハイトーン・ヴォイスがかっこいいですし、トム・ショルツのギターオーケストレーションはボストン以外唯一無二ですね。
奥行きと広がり、さらに厚みを追求した音世界は、出来るだけ大音量にして音の洪水に身を委ねたくなります。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲4位 People Get Ready /Jeff Beck & Rod Stewart
ジェフ・ベックが1985年にリリースしたアルバム「Flash」に収録、シングルカットもされました。
オリジナルはカーティス・メイフィールド率いる「インプレッションズ」の代表作品。
本ヴァージョンではボーカリストに「ジェフ・ベック・グループ」時代からの旧友ロッド・スチュワートを迎えて、カーティスに負けず劣らずソウルフルに歌い上げています。
ロッドのヴォーカルに合いの手を入れるようなフレーズの数々、エモーショナルなギターソロは何度聴いても飽きが来ませんね。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲3位 Bicycle Race / QUEEN
1978年にリリースの7枚目のアルバム「JAZZ」に収録。
シングルとしても「Fat Bottomed Girl」との両A面シングルとしてもリリースされました。
「JAZZ」のレコーディング中に開催されていた「ツール・ド・フランス1978」に触発されてフレディーが作った作品でした。
メンバー4人による自転車のベルに被さるように、短いですがブライアンによるギターオーケストレーションも楽しめます。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲2位 Goodbye Elenore / TOTO
TOTOが1981年にリリースした3枚目のアルバム「Turn Back」に収録のロックナンバー。
アルバムタイトルにありますとおり、彼らのルーツ(=ロック)に回帰することをテーマに制作されました。
TOTO初期作品中、最もギターのスティーヴ・ルカサーを前面に押し出されたシンプル、ラフでライブ感の強い音作りとなっています。
ジェフの躍動感溢れるドラミングも、こういったロック中心のアルバムでは他の作品よりも凄みが増していますね。
売れっ子スタジオ・ミュージシャン集団でありながら、ハードロックバンド顔負けの演奏を本曲で楽しむことができます。
ギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲1位 I Want You (She’s So Heavy) / The Beatles
ビートルズの数多くの名曲からギターの名演を考えて脳裏に浮かんだ楽曲がこちらです。
1969年リリースの名盤「Abbey Road」に収録された7分を超える長尺曲。
ここではジョンによるブルージーなギターとヴォーカルを堪能することができます。
また多重録音によるジョンとジョージのギターハーモニーもサウンドに厚みをもたらしていて重厚感のあるサウンドですね。
ラストはジョンが弾くモーグによるホワイトノイズが更に重もしい雰囲気を醸し出しています。
まとめ
以上がギタリスト必見!絶対聴くべき有名なギター曲TOP10の紹介!でした。
まとまると・・・
10位 Oh Pretty Woman / Roy Orbison
9位 Vertigo / U2
8位 Whole Lotta Love / Led Zeppelin
7位 Panama / VAN HALEN
6位 Any Way You Want It / JOURNEY
5位 Smokin’ / BOSTON
4位 People Get Ready /Jeff Beck & Rod Stewart
3位 Bicycle Race / QUEEN
2位 Goodbye Elenore / TOTO
1位 I Want You (She’s So Heavy) / The Beatles
いかがだったでしょうか。
今回お届けしました10曲は、ギターテクニック重視の方にとっても、純粋にリスニング重視の方にとっても満足いただける有名曲をセレクトさせていただきました。
十分聞き尽くしたつもりでも何度も「発見」がこれらの優れた楽曲には備わっています。
そういう「気付き」のきっかけとなれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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