
1960年代のグループサウンドブームから始まり、現代の第5次バンドブームまで、ティーンエイジからシニアまで親しまれている「バンドミュージック」。
今では憧れのバンドに近づくために楽器を始める方も非常に多いですね。
バンドといえば「ヴォーカル・ギター・ベース・キーボード・ドラム」を主要楽器とし構成されております。
その中でもドラムに次ぎ、リズムと音階を担う「ベース」は縁の下の力持ちから主役にまでなれる多様性を持っております!
ビギナーの方から経験者の方まで、ベースを買う際に一番悩むのはやはり「どこのメーカーのベースが一番いいのか?」ですよね。
「形・音・弾き心地」等の基準を満たす一本を見つけるのは大変長い道のりです。
ここでは、そんな悩みをお助けするため筆者のおすすめのベースブランドを10個紹介いたします!
是非最後までチェックしてみて下さい。
オススメのベースメーカー10選
個人的にオススメだと思うベースメーカーをピックアップしました。
ベースの奏法は大きく分けて3つございます。 指弾き・ピック弾き・そしてスラップです。 スラップの歴史は「Graham Central Station」「Sly & The Family stone」のベーシストで …
オススメのベースメーカー 10位 Cort

アジアに工房を構えるCort。
各社のOEM生産を担っている工房から始まったブランドのため、非常にクオリティが高くコストパフォーマンスに優れております!
代表モデルは、モダンシェイプ・バルトリーニピックアップを採用しているシリーズもある「Artisan」や、ジャズベースシェイプにシングル・ハムバッキングピックアップを搭載している「GB」などです!
▼対象プレイヤー
・ビギナー~アマチュア
▼価格帯
・2万円~15万円(アーティストモデルは高価な場合がございます。)
オススメのベースメーカー 9位 Musicman/Sterling by Musicman

ファンク、ジャズプレイヤーからハードコアまで様々な環境でしっかり活躍する「Musicman」!
今回は様々な層の方へおすすめしたいため傘下ブランドである「Sterling by Musicman」も併せておすすめいたします。
どちらも代表モデルは2~3バンドイコライザーを搭載し1ピックアップが特徴の「Stingray(SterlingではRay34)」になります!
勿論クオリティに差はあれど、Sterlingも傘下ブランドとは思えないこだわりとサウンドを誇ります!
▼対象プレイヤー
・ビギナー~プロ
▼価格帯
・8万円~30万円(Sterlingの価格を下限とし、Musicmanを上限とします)
オススメのベースメーカー 8位 ESP

日本最高峰の木工技術を誇り、アーティストからの支持も厚いESPになります!
木材の選定から、オリジナルのアッセンブリまで惜しげもなくこだわりを詰め込まれたベースは大変多くの方から愛されております。
筆者が特に好きなのは、ジャズベースシェイプ・オリジナルアッセンブリを搭載した「AMAZE」、ミュージックマンスタイル×スラップスイッチが特徴の「AP」、SGシェイプでベース・トレブルのブーストのみ可能な「VIPER」です!
▼対象プレイヤー
・アマチュア~プロ
▼価格帯
・25万円~40万円(アーティストモデルは非常に高価なので除きます…)
オススメのベースメーカー 7位 MAYONES
最近勢いに乗り、日本国内外にかかわらずプロの現場で活躍している「MAYONES」。
wojtek pilichowski氏やmohini dey氏、Fedelico Malaman氏などテクニカルプレイヤーに愛されているのはそのクリアで鋭い立ち上がりの速さでしょう!
代表モデルは「Be Exotic」、「Comodous」、そして唯一のクラシックJBスタイルの「Jabba」です!
▼対象プレイヤー
・アマチュア~プロ
▼価格帯
・30万円~60万円
オススメのベースメーカー 6位 STR
長野県に構える、日本トップの工房の1つ「飛鳥工場」を率いるディバイザー。
そのディバイザーが打ち出すハイエンドブランド「STR」でございます!
代表モデルは、シングルコイル×21フレットの「CS(Classic Style)」とツインコイル×24フレットの「LS(Lead Style)」になります。
オリジナルのブリッジやピックアップを搭載し、全音域が整っている澄んだサウンドは多くの方に受け入れられるでしょう!
▼対象プレイヤー
・アマチュア~プロ
▼価格帯
・35万円~55万円
オススメのベースメーカー 5位 Bacchus

6位のSTRと同じく、ディバイザーが監修するブランド「Bacchus」です!
飛鳥工場で作る「HANDMADE Series」からアジアで作る「UNIVERSE Series」まで分かれております。
Bacchusベースの特徴といえばピックアップの配列を一瞬で変更する「ターボスイッチ」でございます!
普段は並列でつないであるピックアップを直列に変更すると、ハムバッカーピックアップのような図太い音になります!
代表モデルはパッシブJBスタイルの「WOODLINE」、アクティブJBスタイルの「STANDARD」、そして24フレット仕様の「Twenty-Four」になります。
▼対象プレイヤー
・ビギナー~プロ
▼価格帯
・3万円~25万円(下限がUNIVERSE、上限がHANDMADEとしております)id=shop_header_search
オススメのベースメーカー 4位 LAKLAND

USAメイドのLAKALND USA、JAPANメイドのShoreline series、インドネシア生産のSkyline Seriesがございます!
Fender・ミュージックマンをリスペクトし、オリジナルのピックアップとプリアンプが特徴です。
代表機種は4弦モデルの「4-94」や5弦モデルの「55-94」、パッシブJBモデルの「44-60」等で、非常に丈夫な木材とアッセンブリの組み合わせにより、全体的にエッジの立った硬質なサウンドは多くの方に愛されております!
▼対象プレイヤー
・ビギナー~プロ
▼価格帯
・13万円~50万円(下限がskyline、上限がUSAとしております)
オススメのベースメーカー 3位 Fender
「世界一有名なギター・ベースブランドといえば?」と聞いたら「フェンダー!」と答える方が多いのではないでしょうか!
様々なジャンル、世界的トッププレイヤーに愛され、ビギナーの方にも手が届く商品もある本ブランド。
Fender JAPAN・Mexico・USA・Custom shopと展開しており、いずれのラインもこだわり・特徴がございます!
代表的モデルは言わずもがな「ジャズベース」「プレシジョンベース」、そして「ディメンションベース」です!
▼対象プレイヤー
・ビギナー~プロ
▼価格帯
・8万円~50万円(下限がJAPAN、上限がCustom shopとしております)
オススメのベースメーカー 2位 Sadowsky

世界的ルシアーのロジャー・サドウスキー率いる「Sadowsky」は「NYC」「TYO」「Metroline」の3つのラインに分かれております!
ブーストのみ可能な攻撃的セッティングのイコライザーは、少し味付けするだけで最適なサウンドメイクが可能です。
代表的な機種はディンキーシェイプの「RV」「MV」、フルボディの「UV」「RB」等多岐にわたります!
▼対象プレイヤー
・アマチュア~プロ
▼価格帯
・25万円~60万円(下限がMetro、上限がNYCとしております)
オススメのベースメーカー 1位 Warwick
中国製の「Rockbassシリーズ」からハイエンドラインの「Custom shop」まで構えるドイツ製ブランドのWarwick。
他ブランドに比べ大変挑戦的なベースが多く、アフゼリアやブビンガ、ウェンジ等のエキゾチックウッドを使うことで知られています。
更にMEC製のピックアップとプリアンプを採用することで前面に出てくるミドルとドライブがかかったようなトレブルが特徴的です!
代表的なベースはSpectorのような形の「Streamer」、コンパクトボディの「thumb」、スリムシェイプの「Corvette」でございます!
▼対象プレイヤー
・ビギナー~プロ
▼価格帯
・5万円~60万円(下限がRockbass、上限がCustom shopとしております)
まとめ
以上がオススメのベースメーカー10選!迷ったらこのメーカーでOK!でした。
今回紹介したブランドを一覧にまとめると以下のようになります。
10位 Cort
9位 Musicman/Sterling by Musicman
8位 ESP
7位 MAYONES
6位 STR
5位 Bacchus
4位 LAKLAND
3位 Fender
2位 Sadowsky
1位 Warwick
初めてのベースに適しているものから二本目、メインベースとして活躍するものまで挙げさせていただきました!
各ブランドごとに特徴を紹介いたしましたため、ベースを選ぶ際にぜひ参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ベースの変遷の過程において、現在のエレキベースに至るまでにはウッドべースに始まり大きな変更が施されてきました。 初めのウッドベースには、現在のエレキベースにはよく見られる「フレット」という音程を取るための金属パーツが無く …