
カフェや喫茶店、レストランなどで友人や大切な誰かと一緒に、あるいは1人でゆっくりくつろぐその空間に、おしゃれな曲が流れていたとしたら。
あなたはより、リッチな気分になれるのではないでしょうか。
きっとそんなおしゃれな曲がピアノで弾けたら凄く楽しいと思います。
そこで、今回は個人的におしゃれだと思うピアノ曲を10曲、ランキング形式でまとめてみました。
是非最後までチェックしてみて下さい。

ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング10選!
おしゃれなピアノ曲をオススメ順にランキング形式にまとめました。
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ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第10位 「渚のアデリーヌ/リチャード クレイダーマン」
1977年発表。フランスのピアニストである、リチャード クレイダーマンのデビュー曲です。
レコードは38カ国で発売、売り上げは2200万枚と大ヒットとなった曲です。
水の穏やかな流れ、それを16分音符、32分音符によって、両手指から弾き歌われる世界。
その雰囲気がおしゃれを感じさせるところです。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第9位 「セロリ/SMAP」
テレビドラマ「いいひと。」の主題歌になった曲です。
元々、山崎まさよしが1996年にシングルでリリースしていたものがアレンジされ、SMAPがカバーしたそうです。
ほんわかした雰囲気のイントロから始まるこの曲。
ゆったりテンポで、ダンスナンバーではありませんが、音がダンスしているという表現がしっくりくるように思います。
その音のダンスですが、例えば、ソ→ラ→シ→ラ→ソなどのように、隣り合わせの音が続くことがある中で、ひょこっと、ミの音に跳躍したり、そういうところがおしゃれな魅力のポイントだと思うんです。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第8位 「Summer/久石譲」
1999年公開映画「菊次郎の夏」のメインテーマとして、またトヨタ「NEWカローラ」CMソングとしても取り上げられた曲です。
この曲でおしゃれを感じるところは、メロディが単音から和音へと変わる、その変わり目ではないかと思います。
その変わり目を境に、まるで、そよ風に揺られる風鈴から、ゆったり波打つ大海原へと、焦点が大きく変化するように感じられるのです。
作曲も、日本音楽界でも有名な久石譲ときたら、間違いなしの一曲です。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第7位 「いつか王子様が/フランク チャーチル」
ディズニー映画「白雪姫」の挿入歌で、1937年に作曲されたものです。
3/4の拍子感。
それゆえ、ある程度のスピード感をもって、曲が演奏されている方が、よりおしゃれ感がアップするように思えます。
そしてその感覚が、映画の主人公、白雪姫の夢を見るかのようなはかない高揚感に通じているような。
全体的に軽やかに進む曲の流れが良いです。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第6位 「A列車で行こう/ビリー ストレイホーン」
1939年に作詞作曲、1941年デューク エリントン楽団によってレコード発売され、大ヒットとなったジャズ スタンダードナンバーの一つです。
ジャズときたら、スイング(符点音符のリズム)!!
そこがもう曲全体におしゃれ感を出しているこの曲。
まず、タイトルA列車とは、ニューヨーク市内の地下鉄をさしていて、「A」は快速の意味。
他にも「C」や「E」(各駅停車)などがあるそう。
そして、そのA列車の向かう先が(ジャズを楽しめる)ハーレムだとか。
それらがタイトルと歌詞にこめられているそうです。
左手での伴奏がメロディのベースを作り出しているところもポイントです。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第5位 「世界の車窓から/溝口肇」
テレビ番組「世界の車窓から」のテーマ曲です。
テンポは非常にゆっくりで秒針ぐらいの中、比較的低音でのメロディが心地良さを与えてくれるこの曲。
実は筆者も冒頭より先のメロディを知らなかったのですが、リズムで遊んでいるところがおしゃれなんです。
メロディが流れているようなので、リズムを刻んでいると感じさせないのですが、16分休符をとても効果的に使っています。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第4位 「虹の彼方に(にじのかなたに)/ハロルド アーレン」
1939年のミュージカル映画「オズの魔法使い」で、ジュディ ガーランドが歌った劇中歌です。
同年には、アカデミー歌曲賞を受賞しています。
メロディ冒頭の歌詞、「Somewhere Over the Rainbow」のところを、いかに素敵に歌えるか(弾けるか)が、その後、聴衆の心を引きつけておけるかどうかの最大のポイントだと思います。
1オクターブ上がる、音から音へのエネルギーを上品に、ピアノでありながらまるでバイオリンのような音色で、先のメロディにつなげられるところ。
ここがおしゃれです。
というわけで。音的にはシンプルですが、完全に大人向けの曲ですね。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第3位 「Close to You~セナのピアノⅠ~/CAGNET」
1996年のテレビドラマ「ロングバケーション」で、木村拓哉演じるピアニスト瀬名秀俊が弾いていた曲です。
バージョンⅠが実際の演奏シーンで使われた難易度の高い方で、もう一つのⅡはBGMだったそう。
おすすめはもちろん、「Ⅰ」。
カデンツァのように聴こえる非常にキレイな細かく散りばめられた音符群。
これらが星の流れのように響くところ。
そこが、この曲のおしゃれの最高潮として、魅せられています。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第2位 「Everything/MISIA」
テレビドラマ「やまとなでしこ」の主題歌になった、2000年発売のMISIAのシングル曲です。
MISIAの代表曲と言えるバラード。
特におしゃれ感が出ている箇所と言えば、メロディの序盤とサビをつなぐ間。
歌詞では「また思い出して あの人と笑い合う あなたを」のところだと思います。
楽譜で見ると、16分音符で二度の似たリズムを繰り返しており、さらに二度目は臨時記号がつけられています。
その音の遊びをサラっと歌いこなせているMISIAはさすがの一言です。
ピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲ランキング第1位 「星に願いを/リー ハーライン」
ディズニー映画「ピノキオ」の主題歌で、1940年にジミニーを演じたクリフ エドワーズが歌った曲です。
同年にアカデミー歌曲賞を獲得しています。
この曲のおしゃれなところは2つ。
一つ目はメロディが高音へ上がるとき、歌詞(日本語版)で言うと「輝く星に」の「に」のところだと思います。
この二分音符をいかに美しく響くように演奏されているか。そして二つ目は、中間部のメロディで、「誰もひとり 哀しい夜を」のところです。
その続きへの助走的な部分、ではありますが、ここの演奏のされかた次第で「過ごしている」が生きてくると思うのです。
まとめ
以上がピアノ演奏でオススメのおしゃれな名曲10選の紹介!でした。
まとめると・・・
第10位「渚のアデリーヌ」
第9位「セロリ」
第8位「Summer」
第7位「いつか王子様が」
第6位「A列車で行こう」
第5位「世界の車窓から」
第4位「虹の彼方に」
第3位「Close to You~セナのピアノⅠ~」
第2位「Everything」
第1位「星に願いを」
今回、ランキングに入った曲以外にも、たくさんのおしゃれなピアノ曲が発表されています。
興味がありましたら、耳を澄まして、探してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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