
今年2020年1月にQUEEN+ADAM LAMBERT(クイーン+アダム・ランバード)として来日ツアーを行ったイギリスのロックバンドQUEEN(以下クイーン)。
数々のアンセムのオンパレードとなったライヴに、多くの日本のファンが駆け付けた会場は、興奮の坩堝と化しました。
フレディ・マーキュリー(ヴォーカル)がこの世を去ってから29年が経ちますが、その人気は未だに健在です。
クイーンはロックバンドですが、ロックと言ってもその本質が「ハードロック」バンドである事は、世間の目から見過ごされている気配がします。
そこでこの記事では、クイーンのハードロックバンドとしての顔に着目し、そのオススメの10曲をご紹介します。
QUEENのハードロックなオススメ曲TOP10
個人的にオススメだと思うQUEENのハードロック曲を10曲紹介いたします。
ブラー(Blur)の人気曲ランキングTOP10!オススメ曲を厳選しました!
ザ・ストロークス(The Strokes)オススメの名曲を紹介しています。
QUEENのオススメ曲10位 OGRE BATTLE(1974年)
2枚目のアルバム『QUEENⅡ』に収録されているナンバー。
オーガ(食人鬼)との戦いを題材にしたおどろおどろしいヘヴィメタルの楽曲です。
クイーンと同じイギリスのヘヴィメタルバンドのBLACK SABBATH(ブラック・サバス)に通ずるものがあります。
ブライアンとブラック・サバスのギタリストのトニー・アイオミは交友があり、フレディ死去の翌年に行われた追悼コンサートに、アイオミがゲストで参加しました。
QUEENのオススメ曲9位 DRAGON ATTACK(1980年)
8枚目のアルバム『THE GAME』に収録されているナンバー。
『THE GAME』は『ANOTHER BITES THE DUST』と『CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE』の代表曲二曲が収録されています。
前者はジョン・ディーコン(ベース)作曲のディスコナンバーで、イントロのベースリフはあまりにも有名です。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』でもフィーチャーされていましたね。
後者はロカビリーなロックンロールで、映画でも描かれたライヴ・エイドの演奏も印象です。
『DRAGON ATTACK』は『ANOTHER~』と同じく特徴的なベースリフで始まります。
ハードロックにファンクの要素を取り入れた楽曲に仕上がっています。
ライヴDVD&Blu-ray『ROCK MONTREAL & LIVE AID(邦題:伝説の証)』にも収録されています。
今年の来日ツアーでも、サプライズで演奏されました。
QUEENのオススメ曲8位 STONE COLD CRAZY(1974年)
3枚目のアルバム『SHEER HEART ATTACK』に収録されているナンバー。
スピーディーなヘヴィメタルの楽曲に仕上がっています。
アメリカのスラッシュメタルバンドのMETALLICA(メタリカ)も、この曲を好んでカバーしました。
2014年に行われたロックフェス『SUMMER SONIC 2014』に出演した際に、この楽曲が演奏されました。
その時のライヴはDVD/Blu-ray化され、『LIVE IN JAPAN』としてリリースされていますので、ぜひチェックしてみてください。
QUEENのオススメ曲7位 SHEER HEART ATTACK(1977年)
6枚目のアルバム『A NEWS OF THE WORLD(邦題:世界に捧ぐ)』に収録されているナンバーです。
3枚目が同名のアルバムで、この楽曲も収録予定でしたが、まだ形になっておらず、数年を経てようやく陽の目を見ました。
『世界に捧ぐ』は二大名曲『WE WILL ROCK YOU』と『WE ARE THE CHAMPION』が収録されたアルバムとして名高く、メンバーがアメリカ市場を狙って製作されたとも言われています。
『SHEER HEART ATTACK』はクイーンの楽曲の中でもハイスピードなナンバーで、ヘヴィメタルというよりパンクロックに聴こえます。
これは同時期のイギリスのパンクブーム(セックス・ピストルズやクラッシュ等)に触発されたとも言われています。
QUEENのオススメ曲6位 I’M IN LOVE WITH MY CAR(1975年)
4枚目のアルバム『A NIGHT AT THE OPERA(邦題:オペラ座の夜)に収録されているロジャー・テイラー(ドラム)がヴォーカル&作曲を務めたナンバーです。
『オペラ座の夜』は、代表曲『BOHEMIAN RHAPSODY』が収録された、彼らの最高傑作とも評される名アルバムです。
映画でも、このアルバムを巡ったドラマが展開されていましたね。
『I’M IN LOVE WITH MY CAR』は、サイケデリックな雰囲気もあるヘヴィなナンバーです。
ロジャーのハスキーなヴォーカルが印象に残ります。
タイトル通り、ロジャーの愛車をテーマにした楽曲です。
映画でフレディが揶揄していたのはこの楽曲です。
今年の来日ツアーでも、ロジャーがドラムを叩きながら歌っていました。
QUEENのオススメ曲5位 I WANT IT ALL(1989年)
13枚目のアルバム『THE MIRACLE』に収録されているナンバー。
『THE MIRACLE』制作時に、フレディは自身のエイズの病状を打ち明け(映画ではライヴ・エイドのリハーサル中に変更されています)、バンドはこれまで以上に絆を含めて、アルバムを制作していくのです。
『I WANT IT ALL』はサビのコーラスが力強いポジティヴなナンバーです。ギターソロ中、曲のテンポが高速になるのも特徴です。
フレディによるライヴバージョンは実現しませんでしたが、1992年のフレディ追悼コンサートではTHE WHO(ザ・フー)のヴォーカルのロジャー・ダルトリーとブラック・サバスのギタリストのトニー・アイオミをゲストに迎え、演奏されました。
2005年、クイーンがヴォーカリストのポール・ロジャーズを迎えた久々のツアーでも披露されました。
そして、ヴォーカリストのアダム・ランバートを迎えた今回の来日ツアーでも!フレディがこの世から去っても、その魂はずっとライヴ会場に居続けるかのような名演でした。
QUEENのオススメ曲4位 KEEP YOURSELF ALIVE(1973年)
記念すべきファーストアルバム『QUEEN(邦題;戦慄の王女)』の1曲目を飾る楽曲です。
アルバムからの先行シングルとしてもリリースされたので、まさに、クイーンの歴史はこの楽曲から始まったと言えるでしょう。
ブライアン・メイ(ギター)の独特のカッティングから始まるロックンロール(この楽曲の邦題は『炎のロックンロール』でした)です。
フレディのヴォーカルも若干初々しさがあります。映画でも、この楽曲を演奏する場面がありました。今年の来日ツアーでも演奏されています。
QUEENのオススメ曲3位 HAMMER TO FALL(1984年)
11枚目のアルバム『THE WORKS』に収録されているナンバー。
『THE WORKS』には『RADIO GA GA』と『I WANT TO BREAK FREE』の代表曲二曲が収録されています。
二曲とも、当時の80’Sポップの要素を取り入れ、ヒットしました。クイーンは、時代ごとのサウンドを取り入れるのが本当に巧いです。
『HAMMER TO FALL』はアルバムの中で、数少ないハードなロックナンバーです。
『ライヴ・エイド』でも演奏され、その模様は映画でも再現されているので、公開後に知名度が上がったのではないでしょうか? 今年の来日ツアーでも演奏されました。
QUEENのオススメ曲2位 TIE YOUR MOTHER DOWN(1976年)
5枚目のアルバム『A DAY AT THE RACE(邦題:華麗なるレース)』のオープニングナンバー。
ブギー調のギターリフが特徴的です。
登場以来、クイーンのほとんどのライヴで演奏されている定番曲でもあります。
今年の来日ツアーでも当然の如く演奏されました。
『華麗なるレース』と言えば、ラストの『TEO TORRIATTE(手をとりあって)』も印象的です。
日本のファンとの絆を歌った楽曲で、こちらも来日ツアーでブライアンの弾き語りが披露されました。
QUEENのオススメ曲1位 ONE VISION(1986年)
12枚目のアルバム『A KIND OF MAGIC』のオープニングナンバー。
クイーンは『ライヴ・エイド』を経てこのアルバムを制作し、フレディ在籍時では最後になる大規模なヨーロッパツアーを敢行しました。
ウェンブリー・スタジアムで行われた公演は名ライヴと評価され、その模様はライヴDVD&Blu-ray『LIVE AT WEMBLEY STUDIUM』に収録されています。
『ONE VISION』はツアーでもオープニングを飾ったミドルテンポのナンバーです。
ブライアンの重みのあるリフに、クイーンの特徴でもある多重録音コーラスを駆使した、王者の貫禄すら感じる楽曲です。
まとめ
以上が【音楽の芸術】QUEENのオススメ曲!ハードロック曲TOP10!でした。
如何でしたでしょうか?
この10曲以外にもQUEENにはハードなロックナンバーはありますが、まずはこれらを聴くことをオススメします。
まとめると・・・
10位 OGRE BATTLE
9位 DRAGON ATTACK
8位 STONE COLD CRAZY
7位 SHEER HEART ATTACK
6位 I’M IN LOVE WITH MY CAR
5位 I WANT IT ALL
4位 KEEP YOURSELF ALIVE
3位 HAMMER TO FALL
2位 TIE YOUR MOTHER DOWN
1位 ONE VISION
クイーン+アダム・ランバートとしてのツアーは、現在コロナウィルスの影響で中断していますが、再開される時は必ず来るでしょう。
まさに不死鳥の如きクイーン。
ロジャーも「また近いうちにお会いしましょう」とコメントしているので、再来日も実現されることを願うばかりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは皆様、素敵な音楽ライフを!
皆さんスマホ代が高いと感じていませんか?
私はスマホを格安SIMのLIBMOにして5000円以上、毎月お金が浮き、貯金に回せるようになりました。
容量は20GBなのですが、暇を持て余した人以外は20GBは使わない人が多いと思います(私はスマホでyoutubeや漫画をよく見るのですが、月の平均で13GBでした。20GBは超えません。)
私は一人暮らしで基本的には仕事と家の往復のみの寂しい生活ですが、20GBあれば余裕でした!
節約したい人は是非試してみて下さい。
エアロスミス(AEROSMITH)は1970年代にアメリカ東海岸のボストンで結成されたロックバンドで、アメリカを代表するロックバンドです。 ボーカルのスティーブン・タイラー、ギターのジョー・ペリー、ブラッド・ウィットフォ …