
Steely Dan(スティーリー・ダン)はアメリカで、ドナルド・フェイゲン(ヴォーカル、キーボードetc)、ウォルター・ベッカー(ギター、ベースetc)の二人が中心となって結成されたバンドです。
R&B、ジャズ、ブルースなど黒人音楽寄りのサウンドを基軸に、多彩なサウンドメイク、「音の魔術師」と表現される、複雑なコード進行を駆使したアレンジや難解な歌詞もSteelyDanの特徴です。
とは言いましてもとても聴きやすいサウンドですので、 これから Steely Dan を聴いてみたいと思っている方は是非最後までチェックしてみてください。
Steely Danのオススメ曲ランキングTOP10
個人的に絶対に聴くべき Steely Dan が特に輝いていた1970~80年代のオススメ曲をランキング形式にまとめてみました。
エアロスミス(AEROSMITH)は1970年代にアメリカ東海岸のボストンで結成されたロックバンドで、アメリカを代表するロックバンドです。 ボーカルのスティーブン・タイラー、ギターのジョー・ペリー、ブラッド・ウィットフォ …
TOTO(トト)はアメリカ西海岸で結成されたバンドで1978年デビューアルバム「TOTO」を発表し、高い評価を集めます。 メンバーはそれぞれが一流のスタジオ・ミュージシャンであり、有名アーティストとのレコーディングで培っ …
Steely Dan のオススメ曲ランキング10位 Bodhisattva
1973年リリースの2nd「Coutdown To Ecstasy」のオープニングナンバー。
初期作品中、最もBPMが速いシャッフル・ブギーで、後半のジェフ・バクスターのギターとドナルド・フェイゲンのシンセサイザーが印象的です。
やはり通常のロックバンドのようなストレートさはもはやなくヒネリが効いていますね。
Steely Dan のオススメ曲ランキング9位 Rikki Don’t Lose That Number
1974年リリースの3rd「Pretzel Logic」のオープニングナンバー。
ジェフ・バクスターのギターソロがかっこいいですね。
バンドスタイルでのアルバムは本作が最後となり次の「Katy Lied」からはドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの二人に加え、曲ごとにスタジオ・ミュージシャンが演奏するユニットスタイルにシフトしていく過渡期で、前2作でのロック寄りからややポップになり、また「Aja」、「Gaucho」で聴かれるマニアックなサウンドとも違うこの風情は「Pretzel Logic」だけですね。
Steely Dan のオススメ曲ランキング8位 Black Friday
1975年リリースの4th「Katy Lied」の冒頭を飾る楽曲。
のちにTOTOを結成する若干20歳の若きジェフ・ポーカロの躍動感あふれるドラミング、ウォルター・ベッカーによる味のあるギターソロが聴きどころです。
この「Katy Lied」から固定メンバーではなく、曲ごとにスタジオ・ミュージシャンを起用するスタイルへ移行し、演奏力が格段に上がり、現在のスティーリー・ダンサウンドの出発はここからでした。
Steely Dan のオススメ曲ランキング7位 Don’t Take Me Alive
1976年リリースの5th 「The Royal Scam」収録。
ドラムスのリック・マロッタとベースのチャック・レイニーのリズムコンビネーションによる躍動感がいいですね。
セッション・ミュージシャンが演奏するロックの完成度の高さ、チャック・レイニーによるR&Bのグルーヴなど聴きどころ満載、イントロからラリー・カールトンのギターが大フィーチャリングされております。
Steely Dan のオススメ曲ランキング6位 Do It Again
1972年リリースの1st 「Can’t Buy A Thrill」冒頭に収録された名曲で、シングルカットもされ全米6位となるヒット曲となりました。
リードヴォーカルはドナルド・フェイゲンで、この当時はまだロックバンドの体裁を取っています。
デニー・ダイアスのエレクトリックシタールが独特な世界観を演出しております。
新人のデビュー曲に相応しくないマニアックな雰囲気がデビュー当初からすでに漂っていたのですよね。
Steely Dan のオススメ曲ランキング5位 Glamour Profession
1980年リリースの7th「Gaucho」収録。
ロブ・マウンジーのピアノがバッキング、ソロともお洒落で本曲の主役ですね。
リズム隊はスティーヴ・ガッドとアンソニー・ジャクソン、エンディングのギターはスティーヴ・カーンで、ソリッドなサウンドが気持ち良いです。
極力音数を減らしたシンプルな音色ながらも鑑賞に耐えうる確かな演奏は、できれば整った音響システムで鑑賞したくなります。
Steely Dan のオススメ曲ランキング4位 Hey Nineteen
1980年リリースの7th「Gaucho」収録、シングルとしてもリリースされ、全米10位となるヒット作品です。
ここでのドラムスはリック・マロッタで、スティーヴ・ガッドがパーカッションで参加しています。
ヒュー・マクラッケンによるライトなカッティングギターが心地良いですね。
前作「Aja」が最高傑作と言われますが、この「Gaucho」は聴けば聴くほどジワーっと良さが伝わってくる作品だと思います。
Steely Dan のオススメ曲ランキング3位 Kid Charlemagne
1976年リリースの5th 「The Royal Scam」収録。
本作ではドラムスにバーナード・パーディ、ベースにチャック・レイニーというグルーヴ重視の布陣になってます。
さらに間奏とエンディングのラリー・カールトンの長尺ギターソロがカッコよすぎです。
Steely Dan のオススメ曲ランキング2位 Aja
1977年リリースの6th「Aja」タイトル曲。
ドラムスのスティーヴ・ガッドによるソロが本曲のハイライトです。
マイケル・オマーティアンのピアノ、ジョー・サンプルのエレピの繊細なプレイも素晴らしいです。
アレンジ、演奏、フェイゲンの変態的コード進行など、高次元での融合はポップ〜ロック史において最高峰に位置づけされるアルバムですね。
Steely Dan のオススメ曲ランキング1位 Peg
1977年リリースの6th「Aja」収録。
リック・マロッタとスラップがいい感じのチャック・レイニーのリズムコンビも素晴らしいですが、やはりジェイ・グレイドンのギターソロが聴きどころです。
変則的なフレーズなところをフェイゲンが気に入って採用となったようですね。
マイケル・マクドナルドのコーラスもグッドです。
頂点を極めた感のある「Aja」から聴き始めるのがいいのかもしれないですね。
どっぷりとスティーリー・ダンの世界にのめり込むこと必至です。
まとめ
以上がSteely Danのオススメの神曲ランキングTOP10!! でした。
まとまると
10位 Bodhisattva
9位 Rikki Don’t Lose That Number
8位 Black Friday
7位 Don’t Take Me Alive
6位 Do It Again
5位 Glamour Profession
4位 Hey Nineteen
3位 Kid Charlemagne
2位 Aja
1位 Peg
いかがだったでしょうか?
みなさん気になる曲はあったでしょうか?
Steely Danの曲は楽曲ごとに一流ミュージシャンたちがレコーディングに参加しており、非常にクオリティーの高い楽曲が他にもたくさんありますので、興味のある方は是非聴いてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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