
解散から50年たった現在も、日本を含めて世界中で愛されるバンド、THE BEATLES(以下ビートルズ)。
昨年は、名作アルバム『ABBEY ROAD』の50周年盤の発売と、数々の名曲をモチーフにした映画『YESTERDAY』の公開が話題になりました。
今年も伝説の『GET BACK』セッションのドキュメンタリー映画公開が控えるなど、まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。
ビートルズと言えば、『LOVE ME DO』や『ALL NEED IS LOVE』といったポップなナンバーがお馴染みですが、この記事ではビートルズのロックバンドらしい勢いのある楽曲10曲をランキング形式でご紹介します。
THE BEATLESのオススメロック曲ランキングTOP10
ビートルズの語り継がれる伝説のロック曲を10曲ピックアップしました。
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THE BEATLESのオススメ曲10位 I ME MINE(1970年)
ビートルズ最後のアルバム『LET IT BE』に収録されているジョージ・ハリスンによるロックナンバーです。
歌詞は人間のエゴをテーマにしていると解釈できますが、ビートルズはジョン・レノンとポール・マッカートニーの二大看板の権限が強いので、フラストレーションが溜まっていたはずであろうジョージが、自分自身を慰めているかの様です。
ちなみに、ビートルズで最後に録音された楽曲でもあります(ジョンは不参加です)。
THE BEATLESのオススメ曲9位 I SAW HER STANDING THERE(1962年)
1962年発売の記念すべきデビューアルバム『PLEASE PLEASE ME』の最初を飾るナンバー。
ポールの“ワン,トゥー,スリー,フォー!”の掛け声から勢いよく始まるロックンロールです。
『PLEASE PLEASE ME』のレコーディングは、実はたった一日しか用意されなかったため、全曲が一発撮りとなっています。
そのおかげなのか、この曲も含めて、ライヴのような生々しさが感じられます。
THE BEATLESのオススメ曲8位 TWIST AND SHOUT(1962年)
同じく『PLEASE PLEASE ME』の最後に収録されているナンバー。
ビートルズのオリジナルではなく、アイズレー・ブラザーズのカバーなのですが、ジョンの終始シャウトに近いヴォーカルが印象的です。
レコーディング時、ジョンは風邪を引いていて、声がガラガラだった様ですが、それが逆にジョンのヴォーカルの迫力を増したといえるでしょう。
THE BEATLESのオススメ曲7位 PAPERBACK WRITER(1966年)
1966年にリリースされたシングル。
7枚目のアルバム『REVOLVER』と同じ時期に制作されたのですが、収録されませんでした。
現在では『THE BEATLES 1962-1966(通称:赤盤)』を始めとしたベストアルバムで聴くことができます。
メンバーのアカペラの後のかっこいいギターリフが印象的です。
『DAY TRIPPER』等の様に、ビートルズには良いギターリフがいっぱいあります。
これが彼らがアイドルである前に、しっかりとしたロックバンドである証なのです。
THE BEATLESのオススメ曲6位 RAIN(1966年)
『PAPERBACK WRITER』のB面曲であるサイケデリックなナンバーです。
ビートルズにはサイケな楽曲が多いですが、その中でも『RAIN』はロック色の強いナンバーです。
リンゴ・スターのドラムはヘヴィで、腹にズドンと響きます。
ベースもうねりまくり、ギターもザクザクした感触です。
現在ではアルバム未収録曲を集めたコンピレーションアルバム『PAST MASTERS』で聴くことができます。
THE BEATLESのオススメ曲5位 YER BLUES(1968年)
1968年、ビートルズは2枚組アルバム『THE BEATLES』をリリースしました。
真っ白な背景と、右側に小さく“THE BEATLES”と印字されただけのシンプルなジャケットは大きな話題を集め、『THE WHITE ALBUM(以下ホワイト・アルバム)』という愛称で、現在も愛されています。
『YER BLUES』は2枚目1曲目の『BIRTHDAY』から続けて演奏されるブルースロックナンバーです。
ブルースというと、渋い、こてこてといったイメージがありますが、この楽曲はジョンのヴォーカルとバンドの演奏がとてもスリリングで緊張感があります。
日本では椎名林檎がカバーし、CDにも入っています。
THE BEATLESのオススメ曲4位 HELP!(1965年)
歌いだしの“HELP!”を聴いたことのない人がいないくらい有名な、かっこいいビートルズの代表曲の1つ。
5枚目の同名のアルバムのオープニングナンバーでもあります。
日本では『開運!なんでも鑑定団』のテーマ曲としてもお馴染みですね。当時のビートルズは多忙を極めていました。
聴き心地はポップですが、背景を知ると当時のメンバーのギラギラした心の声が聴こえるかもしれません。
THE BEATLESのオススメ曲3位 BIRTHDAY(1968年)
『ホワイト・アルバム』の2枚目のオープニングナンバーです。
タイトル通り、相手の誕生日をお祝いする歌詞ですが、独特のギターリフが印象的なロックンロールになっています。
ポールがメインヴォーカルを担当していますが、曲の箇所によってはジョンもヴォーカルを担当しています。
ジョンに切り替わってからの曲展開もかっこいいです。
THE BEATLESのオススメ曲2位 COME TOGETHER(1969年)
ビートルズの最高傑作とされている12枚目のアルバム『ABBEY ROAD』のオープニングナンバー。
“シュッ!”というジョンの謎の掛け声とポールのファンキーなベース・リフから始まります。
聴いてみれば分かりますが、盛り上がる場面はあるにせよ、それでも抑えた感じになっていて、終始クールであることに徹底しています。
派手なだけがロックンロールではないことを証明した楽曲と言えるでしょう。
バンド後期の代表曲です。
THE BEATLESのオススメ曲1位 HELTER SKELTER(1968年)
『ホワイト・アルバム』に収録されているナンバーです。
『HELTER SKELTER』は『ホワイト・アルバム』全体だけでなく、バンドの歴史全体においても、最もハードな楽曲です。
60年代においてこのハードさは、とても珍しかったのではないでしょうか?ポールのヴォーカルも血管が切れそうな勢いです。
リンゴも通常より激しくドラムを叩いていたので、曲のラストで、「指の豆が潰れた!」と叫んでいるのが聴こえます。
後年、エアロスミスやモトリークルーといったハードロックバンドが、こぞってこの楽曲をカバーしています。
ある意味、ロックの歴史上最初のハードロックナンバーと呼べるのかもしれません。
意外にも、U2やオアシスもカバーしています。
まとめ
以上がTHE BEATLES 語り継がれる伝説オススメのロック曲を紹介でした。
まとめると・・・
10位 I ME MINE
9位 I SAW HER STANDING THERE
8位 TWIST AND SHOUT
7位 PAPERBACK WRITER
6位 RAIN
5位 YER BLUES
4位 HELP!
3位 BIRTHDAY
2位 COME TOGETHER
1位 HELTER SKELTER
如何でしたでしょうか? ビートルズはベストアルバムだけ聴いていても、十分楽しめますが、それはあくまでも一部であって、本当の面白さは各オリジナルアルバムにあると言っても良いでしょう。
それらを順番に聴いていけば、短い期間ながらも鮮烈に時代を駆け抜けたロックバンドとしての顔が見えてくるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは皆様、素敵な音楽ライフを!
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