THEE MICHELLE GUN ELEPHANT オススメ曲

1990年代の後半から2000年代の前半に掛けて、短いながらも鮮烈に駆け抜けたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)。

洋楽のガレージロックサウンド(昔、自宅のガレージを練習場にしているバンドが海外に多く、それらのバンドが鳴らすシンプルなロックの総称)に、チバユウスケ(ヴォーカル&ギター)の独特の日本語詞が乗ったミッシェルのロックンロールは、日本のロックシーンに大きな爪痕を残しました。

チバユウスケとドラムのクハラカズユキは現在、The Birthday(ザ・バースデイ)での活動が好調。

ベースのウエノコウジも様々なアーティストのサポートで活躍中です。残念ながら、ギターのアベフトシは2009年に亡くなっています。

復活はもう叶いませんが、彼らの残した音源は永遠に輝きを放っています。

ただ、ミッシェルの名前は知っていても、どんな曲があるのかご存じない方もいると思います。

この記事では、そんな初心者の方におススメのミッシェルの10曲をご紹介します。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲10選

個人的にオススメだと思うTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲を10曲ピックアップしました。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲10位 ミッドナイト・クラクション・ベイビー(2003年)

8枚目の『SABRINA NO HEAVEN』に収録されているナンバーです。

初の「ミュージック・ステーション」出演時に、共演者のt.A.T.uがドタキャンしてしまい、その穴を埋めるために急遽披露されました。

ミッシェルは他の出演者とは違い、生演奏での出演だったので対応できたのです。

思わず腰を振りたくなるロックンロールナンバーです。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲9位 デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ(2003年)

同じくアルバム『SABRINA NO HEAVEN』に収録されているナンバー。

アルバムのリード曲でした。スピード感溢れるロックンロールナンバーで、メンバーが血まみれになって演奏しているPVも話題になりました。

この楽曲でMステに初出演しました(それだけで終わらなかったのは前述した通りです)。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲8位 G.W.D(1998年)

8枚目のシングル曲で、4枚目のアルバム『ギヤ・ブルーズ』にもアルバムヴァージョンで収録されています。

ウエノのゴリゴリとしたベースリフから始まるナンバーです。

タイトルは“がなる・割れる・だれる”という歌詞の略で、チバのヴォーカルの事を意味しています。

シングルバージョンはモノラル録音で、音の塊が耳から脳に飛び込んでくるような迫力があります。

アルバムヴァージョンは、ヴォーカルと楽器が録り直され、楽曲のテンポがスピーディーになっています。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲7位 ジェニー(1998年)

シングル曲『スモーキン・ビリー』のカップリング曲です。

サビの”ジェニー、ジェニー、どこへ行くー!“がポップなナンバー。

カントリー風なアベのギターも含めて、アメリカの西部劇的な作風です。

『ギヤ・ブルーズ』には未収録ですが、ベストアルバム『TMGE106』と『THEE GREATEST HITS』には収録されています。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲6位 リボルバー・ジャンキーズ(2000年)

5枚目のアルバム『カサノバ・スネイク』に収録されているナンバーです。

このアルバムは、ハイテンポでパンキッシュなナンバーが多いです。

『リボルバー・ジャンキーズ』もその内の1曲です。

ライヴでは、冒頭にレゲエアレンジを施して演奏されることもありました。

またミッシェルのラストライヴにで、最初のアンコールで『ジェニー』と共に演奏され、その楽しく感動的な模様はライヴDVDでも確認できます。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲5位 リリィ(1996年)

3枚目のシングル曲で、2枚目のアルバム『High Time』にも収録されています。

前作のアルバム『cult grass stars』は良くも悪くも音が軽かったのですが、このアルバムはその問題を解消して、硬質で迫力あるバンドサウンドに仕上がっています。

『リリィ』は初期の代表曲の一つです。

チバの歌詞は、抽象的になっているのですが、きちんと楽曲の語感を大事にしており、描写も映画のワンシーン一つ一つ切り取ったかのような、想像力を掻き立てるものになっています。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲4位 ゲットアップルーシー(1997年)

5枚目のシングル曲で、3枚目のアルバム『Chicken Zombies』にもアルバムヴァージョンで収録されています。

クハラのリズミカルなドラムからのアベのカミソリのような切れ味のギターリフで、一気に曲の世界へなだれ込まれます。

この楽曲も『リリィ』同様、抽象的な歌詞となっていますが、前述したように映画的でもあり、そんな歌詞をがなるチバのヴォーカルが、一つの楽器として、かっこいいバンドの音に組み込まれているのです。

ミッシェル流ロックンロールが、この時期完成したと言えるでしょう。

ライヴではテンポが上がり、楽曲のヴォルテージも上がります。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲3位 バードメン(1997年)

6枚目のシングル曲で、アルバム『Chicken Zombies』にも同じヴァージョンで収録されているアップテンポナンバーです。

『Chicken Zombies』は敢えてその様にしているのか音質が悪く、それが逆にチバのヴォーカルとバンドの音の臨場感を高めています。

『バードメン』はサビらしき箇所の”バーアーアーアー!、メーエーエーエー!“がやけにポップで,ミッシェル好きとしてはつい口ずさみたくなります。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲2位 スモーキン・ビリー(1998年)

アルバム『ギヤ・ブルーズ』の先行シングル曲です(通算10枚目)。

このアルバムは、ミッシェルのガレージサウンドにオルタナ(例としてはギターサウンドを歪みに歪ませたノイジーなサウンド志向のロックのジャンル)の要素を取り入れたような作風で、ハイスピードなナンバーからグルーヴィーなミドルナンバーまで、ミッシェルが力の限りを尽くした名盤です。

『スモーキン・ビリー』はハイスピードの代表で、シングルとは思えないくらいチバが、喉がつぶれそうな勢いでがなり立てています。

楽曲自体はややキャッチーですが。

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲1位 世界の終わり(1996年)

世界の終わり / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

彼らの一番の名曲と名高い、ファーストシングル曲です。

ファーストアルバム『cult grass stars』にはアルバムヴァージョンで収録されました。彼らにしてはわかりやすいサビがあるのも特徴的です。

なぜ世界が終わるのかは、歌詞には一切書かれていないのですが、筆者には生き物が永遠に生きられないように、この世の全てにいつかは終わりが来るという普遍的なものを歌っていると推測しています。

タイトルが予言していたかはわかりませんが、ミッシェルがラストライヴで最後に演奏した楽曲でもあります。

まとめ

以上がTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのオススメ曲でした。

まとめると・・・

10位 ミッドナイト・クラクション・ベイビー

9位 デッドマンズ・ギャラクシー・デイズ

8位 G.W.D

7位 ジェニー

6位 リボルバー・ジャンキーズ

5位 リリィ

4位 ゲットアップルーシー

3位 バードメン

2位 スモーキン・ビリー

1位 世界の終わり

如何でしたでしょうか?ミッシェルの事は詳しくなくても、前述のMステの伝説回を覚えている人は多いと思います。

当時知らなくても、youtubeにアップされている動画で知った人も。

そんな方々に、これまでご紹介した10曲は大変オススメできると思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは皆様、素敵な音楽ライフを!


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